オデッセイRC1グリル交換完全攻略!前期後期の違いと失敗しない脱着法
2013年のデビュー以来、低床プラットフォームが生み出す走りの良さと上質なミニバン空間で根強い人気を誇るホンダ・オデッセイRC1型。中古車市場の成熟に伴い、現在カスタムベースとしての需要が急速に高まっています。その中でも、車両の第一印象を劇的に左右する最重要パーツがフロントグリルです。
「純正のギラギラしたメッキを落ち着かせたい」「スポーティなノブレスや無限仕様に仕上げたい」と考えるオーナーが多い一方、前期・中期の形状違いや安全装備(Honda SENSING)との兼ね合いで思わぬトラブルに直面するケースも少なくありません。本稿では、現場の整備士やカスタム専門店の取材データをもとに、失敗しないグリル選びとDIY脱着の核心を徹底解明します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:RC1型は「前期(2013〜2017年)」「中期(2017〜2020年)」「後期(2020年以降)」でフロント構造が異なり、グリル単体のポン付け互換性には厳密な制限がある。
- 要点2:社外品への交換時は、マルチビューカメラ用のフロントカメラ移植とHonda SENSINGのミリ波レーダーセンサー対応の有無が最大の分岐点となる。
- 要点3:DIYでの破損原因第1位は「グリルのクリップツメ位置の把握不足」。バンパー脱着手順を正しく踏めば爪折れリスクを大幅に回避可能。
【2026年最新検証】オデッセイRC1のグリル交換で顔つきはどう激変するのか?
フロントマスクの面積が広いオデッセイRC1において、オデッセイRC1グリル交換はコストパフォーマンスが極めて高いドレスアップです。純正のデザインはグレードによって明確に差別化されており、特に支持を集めるアブソルート純正グリルは、幾重にも重なる重厚なクロームメッキバーが堂々とした迫力を醸し出します。
しかし、カスタムシーンではあえてメッキ感を抑えるグリルブラックアウト塗装やカーボンラッピングを施すオーナーが続出しています。「押し出し感の強すぎるメッキを艶消しブラックにするだけで、欧州スポーツワゴンのような引き締まったフォルムに激変した」というリアルな体験談がSNS上でも多く共有されており、手軽に上質感を演出できるアプローチとして定番化しています。
【互換性の罠】オデッセイRC1前期後期グリル違いとミリ波レーダーセンサー対応の盲点

購入・交換時に最も注意すべきなのが、オデッセイRC1前期後期グリル違いの把握です。RC1型は大きく分けて初期の「前期型(2013年11月〜2017年10月)」、押し出し感を強めた「中期型(2017年11月〜2020年10月)」、薄型ヘッドライトと大型直立グリルを採用した「後期型(2020年11月〜)」の3世代に分類されます。
| 項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 前期型グリル (2013-2017) | アブソルート/標準で開口部が共通。横基調メッキ。 | 中古相場:1.2万〜3.5万円 | 社外品のアフターパーツが最も豊富に流通。 |
| 中期型グリル (2017-2020) | 開口部が下部へ拡大。バンパーと一体化した大型造形。 | 中古相場:2.5万〜5.8万円 | 前期型との互換性はバンパー同時交換が必須。 |
| 安全センサー対応 (Honda SENSING) | Hマーク裏またはロア部にミリ波レーダーを配置。 | 再校正費用:1.8万〜3.3万円 | ミリ波レーダーセンサー対応の社外品を選定必須。 |
| フロントカメラ (マルチビュー) | エンブレム下部に専用マウントと配線を装備。 | 移植用台座パーツ:3,000〜6,000円 | 未対応品装着時はカメラ機能が喪失するため注意。 |
前期型と中期型ではバンパーのカットラインが根本から異なるため、グリル単体での流用は不可能です。前期型に中期の顔つきを移植する場合は、フロントバンパー、フォグランプカバー、内部ブラケットを含めた一式交換が必要となります。
社外フロントグリルおすすめ3選比較|無限・ノブレッセ・シルクブレイズの実力
愛車の個性を引き立てる社外フロントグリルおすすめモデルとして、実績とフィッティング精度の高さで選ばれている3大ブランドを検証します。
ホンダ直系のチューナーが手掛ける無限フロントスポーツグリルは、純正バンパーとの完璧なチリ合わせと抜群の耐久性を誇ります。エンブレムレスの精悍なフィン形状を採用し、スポーティ路線を目指すユーザーから絶対的な信頼を集めています。
アグレッシブな造形で若い世代から支持されるのがノブレッセグリルです。立体感のあるルーバーデザインと開口部の拡大により、ミニバン特有の重厚感をシャープなヨーロピアンスタイルへと変貌させます。カメラ用アタッチメントの設計も秀逸です。
高級感とスタイリッシュさを両立させたい層にはシルクブレイズが好適です。純正の持つラグジュアリーな雰囲気を崩さず、エッジの効いたメッキモールやブラックカーボン調アクセントでさりげない差別化を実現します。

【実態検証】ツメを折らないオデッセイRC1グリル外し方とバンパー脱着手順
「DIYでグリルを外そうとして樹脂のツメをへし折ってしまった」という失敗談は後を絶ちません。正しいオデッセイRC1グリル外し方は、急がば回れでバンパー脱着手順を遵守することです。グリル単体を力任せに前方へ引っ張ると、高確率でバンパー側の受け部が破損します。
作業時は以下のステップを忠実に実行してください。
- 養生とエンジンルーム上部の分解:ヘッドライト周辺およびフェンダーのフチにマスキングテープを二重に貼ります。ボンネットを開け、ラジエーター上部を覆う樹脂カバーのプッシュリベットクリップ(計8箇所)を取り外します。
- フェンダー・アンダー部のボルト外し:左右のフロントフェンダーライナー固定ネジ(8mmボルトおよびクリップ)と、アンダーカバー下面の固定ボルト(10mm)を外します。
- バンパーサイドのかみ合わせ解除:フェンダーとバンパーの継ぎ目を外側へ向けて少しずつ引っぱり、勘合ツメを外します。
- グリル背面の固定ツメ解除:バンパーを車両から完全に取り外した状態で裏返します。グリルの上下を固定しているクリップツメ位置(下部フックと背面ビス)を目視確認しながら、内張りはがしでツメを1箇所ずつ押し出して分離します。
- フロントカメラ移植:マルチビューカメラ装着車の場合、カメラ本体を固定する2本の小ネジを緩め、断線に細心の注意を払いながら新しいグリルへ移設します。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|エーミング費用と車検の壁
ネット上の掲示板や動画サイトでは「グリル交換くらいならセンサー類に影響はない」といった楽観的な書き込みが見られますが、これは極めて危険な誤解です。
中期型以降に標準搭載されているHonda SENSINGは、フロントに内蔵されたミリ波レーダーで前走車との車間距離や歩行者を検知しています。金属成分を含む特殊な社外塗装や、レーダー透過率が計算されていない粗悪な海外製コピー品を取り付けると、レーダー波が遮断されて「システム点検」警告灯が点灯する事例が多発しています。
バンパー脱着時にレーダーの取り付けステーにわずかでも衝撃が加わると、ミリ単位の軸ズレが発生します。警告灯が点いた場合、ディーラーでの「エーミング(先進安全装置の電子制御軸校正作業)」が必要となり、約1.8万〜3.3万円の追加出費が発生する点は留意しなければなりません。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
オデッセイRC1のグリルカスタムは、車の年式や装備内容によってアプローチを明確に変える必要があります。
【おすすめできる人】
- 前期型(2013〜2017年)のオーナー:安全装備のセンサー干渉リスクが比較的少なく、無限やノブレッセなど社外パーツの選択肢が最も広いため、DIYでも劇的なイメチェン効果を楽しめます。
- メッキの劣化やくすみに悩んでいる人:研磨に時間をかけるよりも、ブラックアウト塗装や社外グリルへ刷新する方が費用対効果に優れます。
【慎重になるべき人・プロに任せるべき人】
- 中期・後期型でHonda SENSINGを多用する人:社外グリルのレーダー対応可否をメーカーに事前確認できない場合、誤作動や車検不適合を招く恐れがあります。
- マルチビューカメラ装着車でDIY初心者の人:カメラの角度が数ミリずれるだけでアラウンドビュー合成映像に歪みが生じるため、専門知識を持つプロショップへの依頼が安全です。
【オデッセイ rc1 グリル】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:バンパーを外さずにグリルだけを取り外すことは可能ですか?
A1:構造上、上部の一部のクリップは外せますが、下部と側面の爪がバンパー裏側から深くロックされているため、バンパーを外さずに引っ張ると爪やバンパー側の受けが確実に割れます。必ずバンパー全体を降ろして裏側から作業してください。
Q2:前期型RC1アブソルートに、後期型(2020年〜)の直立大型グリルは装着できますか?
A2:装着できません。後期型はボンネット、ヘッドライト、左右フェンダー、バンパー骨格の形状が根本から変更されているため、グリル単体はもちろんバンパーのみの流用も不可となっています。
Q3:社外グリルに交換した際、純正エンブレムはそのまま再利用できますか?
A3:製品によって異なります。無限やノブレッセのようなエンブレムレス専用設計のものは再利用しませんが、純正エンブレム流用タイプの社外グリルでは、裏側の両面テープ張り替えや固定ピンの加工が必要になる場合があります。
まとめ:愛車の魅力を最大化するオデッセイRC1グリル選びの鉄則
オデッセイRC1のフロントマスクカスタムは、年式ごとの構造差異と安全センサーの特性を正しく理解していれば、愛車の魅力を何段階も引き上げてくれる素晴らしいチューニングです。純正の高級感を活かすアブソルート流用から、スポーティな無限・ノブレッセ、シックなブラックアウト化まで、ご自身の目指すスタイルに合わせた最適な選択を行ってください。 (出典: オデッセイ rc1 グリル(Yahoo!ニュース))